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伝えたい話・残したい話

話、新聞記事、出来事・・・・などから、伝えたい話、
記憶しておきたい話を書き綴っていきます。
(過去掲載分は「付録→話・話」を開いてください)

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2017/03/04(Sat) (第2409話) 地図に残る仕事寺さん MAIL 

 “土木建設会社に勤める岩倉市の佐々木兼一さん(四六)が、入社二年目に高速道路建設に携わった頃の話。(中略)
 そんな時、作業員さんが小学生の息子を現場へ見学に連れて来た。夏休みの自由研究の一環らしい。世話をすることになり付き添っていた佐々木さんは、その男の子の発した言葉に衝撃を受けた。父親が現場で働く姿を見て「かっこいい!」と言ったのだ。それも澄んだまぶしい瞳で。「なぜ、そう思うの?」と尋ねると、男の子は答えた。「お父さんは、いつも服が汚れたままで帰ってくるけど、仕事に対して誇りを持っているから尊敬できるんです」と。佐々木さんは、自らを省みて恥ずかしくなった。
 「さらに『お父さんの子供でよかった』と言うのです。幼いのに立派だと思いました。以来、私も建設の仕事を誇れるようになったのです。実は、その時の彼女が今の妻です。私にも息子がいて、小学三年の時『お父さん、地図に残る仕事をしててすごいよね』と言われたことがあります。今ある自分は、あの時の男の子のおかけです」と佐々木さんは話す。”(2月12に付け中日新聞)

 志賀内さんの「ほろほろ通信」からです。少し長いので中略しています。建設事業は3K(きつい、危険、きたない)職場と言われてきました。さらに3つ(給料が安い、休暇が少ない、カッコ悪い)加えて6K職場と言われてきました。「しっかり勉強しないとああいう仕事をしなければならないよ」と建設現場を見ながら親が子供に言ったという話もあります。佐々木さんはこんな仕事にコンプレックスを抱いていた。そんな時、建設現場を見た子供の言葉です。見かけが悪くても仕事に誇りを持っているお父さんを尊敬しているという。家庭でどのような会話がされてきたのか知りませんが、子供の素晴らしい言葉です。仕事に誇りを持つという大切さを知ります。「地図に残る仕事」という言葉も嬉しくさせられます。建設業はそれ程大きな仕事です。
 「職業に貴賎はない」といいますが、ほとんど誰も心の内には多かれ少なかれ貴賤を持っています。それがあるから、貴いと思う仕事につくことをめざして頑張っている一面があります。でも人生終えてみると、思っていたほどに大きな貴賤の差はないと感じるのではないでしょうか。もっと重要なことがあるのです。ボクはそんな気がしています。


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